桜が舞う暖かく気持ちの良い季節が来ましたね。
春は卒業、入学の季節ってイメージがありますね。
さて、私事ですが先日姪っ子が産まれましてね、おばちゃんも嬉しい限りです(*^^*)
そしてそんな生まれた我が子が先々困らないように学資保険を掛けとかないと!!
ちょっと待って!!
その学資保険、本当に必要??
学資保険が良いと言われる理由
学資保険って昔からあって、子供が生まれたらすぐ加入した方がいいよ!って言われますよね。
よく言われるのが
- 要所要所のタイミングで給付金がある
- 親が亡くなった時に支払いがなくなる
- 親が亡くなったら定期的にお金がもらえる(育英年金)
というのがよく聞く内容なのではないでしょうか?
そして我ら子育て世代の親たちが
『払った以上にお金返ってくるよね!!』
って言うから入った方が良いのかな?と
さて、本当にそうでしょうか?
最近の学資保険の傾向
近年は不景気の煽りを受けて年々金利が下がっています。
金利が下がるとお金を借りる分には利息が少なくて済むので良いのですが保険や貯金となると別問題。
保険はお金を預けて運用するようなものなので金利が下がると月々の保険料が上がります。
保険料が上がると言っても今払っている金額が増えることはありません。
新しく加入しようとする保険の金額が高くなります。
と、前置きは置いておいて
日本の金利が下がっているので保険会社も運用が厳しくなり、私たち子育て世代が子供の頃は総支払い額より受け取り額が多かった学資保険も逆に支払う金額が大きくなってきました。
そうなると学資保険の提案の仕方が変わります。
今まで学資保険のメリットとされていた育英年金(特約)にかかる金額が高いから削ってしまえ!!とのこと。
私が以前勤めていた日系生保では上司からとにかく安く売れといった感じで提案するよう言われましたね。
そう、高いんですよ。
保険はあくまで保険なので、なにもなければもったいないわけです。
ではどのような人が学資保険オススメなのか。
お金があったら使い込んじゃう!!自分で貯金できない!!というタイプの人ですね。
学資保険代替案
では今は学資保険をオススメしない代わりにどうするのか。
今増えているなと感じる学資の準備法はこれだ!!
1.短期払いの終身保険を活用
終身保険と言えば貯蓄性があって、長くかけて福利で運用する最たる方法。私の個人的な感覚で言うと『定年後のための保険』といった感覚です。
それって死なないともらえないお金だよね??
学資と関係なくない!?
と、思いますよね。
考え方としては『学資保険は親御さんが亡くなった時の保障も兼ね備えた貯蓄』という考え方です。
だったら子供の学費が必要な時期に解約してもお金がある程度貯まっていて、親御さんが亡くなったら+αで多目にお金が返ってくるように保険を組みます。
ざっくりと言えば、保険は契約から数年は元本割れ(払ったお金>返ってくるお金)してしまいます。が、1度に預けるお金が大きければ大きいほど保険会社が運用できるお金が大きくなり『払ったお金<返ってくるお金』となる期間は早く来ます。
なので目標金額を早めに貯めて、支払いが終わったあとは保険の強みである『複利』を利用して運用し続けるのです。もし学資が必要となる時期に他に資金が用意できており解約する必要がなければそのまま保険として持ち続けても良いのです。
ほとんどの場合は10~15年払いで子供の大学進学時期に解約することを前提に補償額を決める形になります。
2.投資
学資保険に入っても損するなら投資で増やせば良いじゃないか。
ということで、学資保険を掛ける代わりに投資をする方法です。
投資方法も好みはありますが学資保険より多くのお金を受け取れる可能性があります。
ただし元本の保証がないので受け取りたい時期にお金が増えているかは分からない、自己責任での学資準備方法かと思います。
こちらは親御さんが「絶対に」「元気で働き続けられる」ことが前提条件になるかと思います。
結論
教育にはお金がかかるので少しでも必要な時に増やしておきたいものですよね。
私が見ている限りでは今の学資準備方法としては税制が優遇されているジュニアNISAなどの投資がスタンダードになりつつあるのではと思います。
運用方法は好みがあるものの、私個人的には投資信託がおすすめです。
投資は時間をかけてゆっくりとお金を育てるものです。
スタートするなら早い方がいいですね。
投資を始める際には情報収集をしてからスタートしてくださいね^^
下記も参考までに^^
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