こんにちは!4人の子供のママ、いかmamaです^^
子供を持つ親として教育に関することは常に悩みのタネの一つではないでしょうか?
義務教育の間は地元の公立中学にそのまま進学でも良いし、受験して環境を整えても良い。
実際はどちらのほうが良いのか・・・
特に地方、田舎の我が家のような環境であれば
「中学受験?別に考えてないよ」
「高校?工業か商業を出て働けばいいよ」
みたいなお宅は全然珍しくありません。
中学受験、する、しない、参考までに経験談の一つとして書かせていただきたいと思います。
受験する中学、どんなところ?
都市圏であれば中学受験は当たり前にあり選ぶ学校もたくさんあるようですが、私が住む地方ではそんなに選択肢がなく、受験するなら私立の有名難関校、もしくは公立進学校が多いのかなと思います。
そして高校は付属の高校に内部進学というのが一般的なのかなと思います。
私立の一般的な進学校に通われる方もいますが、そちらの学校は英語教育や部活動に力を入れられているといった印象です。
今回お話させていただくのは公立進学校についてになります。
受験をしようと思ったきっかけ
受験をしようと言うと語弊があるかもしれませんが(実際に受験するのは私ではないので)、検討したきっかけについてお話させていただきます。
私達夫婦が育った田舎では割と高校は工業高校もしくは商業高校を出てから働くというのも珍しくない田舎で親世代には中卒も少なくはないと思います。
ですが今の時代は大学を出て当たり前の時代が来ていると感じます。
仕事の求人票を見ると大卒以上でないと選択肢が狭まるとも聞きます。
子どもたちが大人になる頃にやりたいことが出来るためには学歴も重要な要素。
そう考え、本人にやる気があれば受験もしていいのではないかと子どもたちには話をしてきました。
結果的に子供本人が決めた理由には友達と一緒に行きたいねと話したことがきっかけのようでした。
中学受験のメリットとは
多くの同級生が市町村立の地元中学に通う中、受験して進学するということはメリットが何かしらあるからでしょう。
子供が受験してみて、進学してみて見聞きした範囲で感じたことを挙げます。
大学受験を見据えた授業進度
進学校に行くからには避けて通れないのが大学進学ではないでしょうか?
高校で習う単元だから〜と言って後回しにせず、これとこれは繋がってるから〜と言ったように中学のうちから高校の学習をしています。
そして早い段階で高校3年生までの学習を終えて大学受験に向けた学習をしていきます。
中高一貫校の強み
それはイベント事ではないでしょうか?
体育祭や文化祭などでは中学生、高校生が合同で行います。
行事毎の規模や団結、盛り上がりが地元中学とは違うなぁって印象です。
中学3年生の部活の姿勢
地元中学に進学した際は中学3年生は夏の大会を最後に引退し高校受験への準備に入ります。
場合によっては少し早めに受験勉強に励むこともあるでしょう。
しかし中学受験組は高校受験がないので3年生でも安心して部活に励むことができます。
高校受験がない
上述した通り高校受験がないので中学3年生でやきもきする必要がないです。
ここの安心感、意外と馬鹿にできません。
制服の買い替えが不要
こちらの地区の学校以外が違う可能性もあるのですが、一貫校の制服は中学も高校も基本的に同じです。
途中で制服が変更になる可能性はありますが、変更がなければそのままです。
高校と中学で違う点は記章のようです。
カリキュラムが違う
ので、イベントが違う。
そして休日が違う。
なんとなく休みが多く感じますね^^
他にも挙げるとまだまだ出てきそうな気がします^^
中学受験のデメリットとは
小学生の時にみんなが遊んでいるなか頑張って勉強してやっと入れた中学校!
それなのにデメリットだなんて…と思うこともあるでしょう。
でもちょっと参考にしていただけたらと思います。
通学手段、時間
まぁ、まぁ、こちらは受験する前から覚悟はしている部分かと思います^^;
「遠くから通学している子はどこから来てる?」
と聞くと車で2時間前後掛かる距離の子もいるようです。
そういう子は割と更に田舎の地域なので電車も本数が少なく、始発に乗っているようです。
また、通学で定期券購入も必要ですね。
学校近くに頻繁に乗降できる駅や停留所があればいいのですが、乗り遅れると次は1時間後〜などということもありますね。
授業進度が早い
前述したように大学進学を見据えて早めに高校3年間分の授業を進めていくのでどんどん授業が進んでいきます。
地元中学では高校受験に向けて3年かけてしっかり理解していくところがもっと短い時間で習得しなければならない点が違いとして出てくると感じます。
課題が多い
地元中学で学ぶより一歩先に踏み込んだ思考が求められているなと感じます。
課題の量も多く、中にはちょっと難易度の高い課題があるようです。
落ちこぼれる人も
小学校では優秀だった子どもたちが寄り集まる場になるわけですが、優秀な人の中での学習はいろんな学力や生活環境の子供が集まる地元中学と比べると理解度が早いと認識されるのか授業がどんどん進みます。
その中で順位をつけて切磋琢磨していくとどうしてもついていけない人も出てきます。
塾の先生曰く、落ちこぼれると浮上することが難しいそうです。
高校から入る人
中学から入る人、高校から入る人、どちらが優秀なのか。
高校から入ってくる人に優秀な人が多いと聞きました。
と、言うのもやはり地元中学でしっかり基礎を固めてきたことと、高校受験で優秀な人のみが入学してきたからでしょうね。
高校受験の選択肢
中学受験と違い高校受験だと工業高校や商業高校、水産高校や高専など幅広い選択肢があります。
これが中学受験ではなく高校受験を選ぶメリットかもしれません。
地元中学はどんなところなのか
ここまでの流れで中学受験するのか高校受験をするのか・・・
地元中学の環境がどうなのかも重要な要素だと考えます。
「◯◯中学では平均点が40点くらいだったそうで、みんながそれくらいだからと安心してしまって自分の学力の本当の立ち位置が見えなくなって…井の中の蛙になってしまいます。」
といった話を先日聞きました。
確かに環境的要因というものはあると思います。
周り(成績があまり良くない)よりも成績が良いから自分は大丈夫!って勘違いしたり、
みんなが勉強してないから自分もやらなくても大丈夫でしょ!
みたいな根拠のない自信といいますか、そういうのが怖いですね。
他所の人からの見え方
ちょっとした困りごとなお話なのですが
普通に会話しているつもりでも地元中学進学の子たちから
「頭の良い自慢をしている」
等と思われていると感じるようで、、、
更には年上の方々からも
「【学校名】行ってるから理解できるでしょ!」
って皮肉を言われることもあるようです。。。
自分は普通にしているつもりでも、いい意味でも悪い意味でも色眼鏡で見られるようです。
学校説明会での話
先日参加してきて質疑応答等でちょっと興味深い話がありましたので^^
受験出来る学校
今回県立校の話をさせていただいているのですが、受験できる県立校は1校のみで県内ならどこを受けても良いとのことでした。
例えば県の南の端に住んでいる人が県の北の端の県立校を受けてもいいとのことです。
な、ならいつも倍率の低い地域の県立校でも受けてみようかしら・・・?でもアリ(一応)
高校受験して転校はアリ?なし?
基本的にはナシだそうです。
そのまま高校に行くことを前提に募集しているからとのこと。
やむを得ない事情…例えば親御さんの転勤等で引っ越す場合には転校をすることもあるようです。
受験日当日の体調不良は・・・
受験の季節は風邪の蔓延する寒い季節ですもんね・・・
受験の予備日については特別設けることはないとのことでした。
なので受験が近づいてきたら皆さん体調には気をつけてくださいね^^
予備日等は個別で相談でしょうね・・・
最後に
中学受験を受けるにしても受けないにしてもそれぞれに良し悪しがあり、小学生のうちに進路を決めるというのは正直難しいことだと思います。
しかし将来のことを考えると少しでも苦労の少ない道をと思うのが親心なのかもしれません。
受験したから道はひとつというわけではなく、少しでも多くの選択肢を用意していて途中で進路変更も可能なのだということを忘れないでいただけたらいいのかなと思います。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました^^v

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